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終活でやるべきこと~具体的には?~

執筆者の写真: Aznar VRAznar VR

更新日:3月5日


① エンディングノートの作成:人生の記録を残す第一歩

エンディングノートとは、自分の人生の記録や、家族や友人へのメッセージを残すためのノートです。単なる遺言書とは異なり、財産の情報だけでなく、医療・介護の希望や、大切な人への想いを自由に記録することができます。


1. エンディングノートを書くメリット

家族にとっての道しるべになる

自分の意思を明確にできる

終活の第一歩として気軽に始められる


エンディングノートは法的効力はありませんが、遺された家族が「何をどうすればいいのか」を知る重要な手がかりになります。


2. エンディングノートに書くべきこと

📌 基本情報(名前、生年月日、住所、連絡先など)

📌 財産情報(預貯金、保険、不動産など)

📌 医療・介護の希望(延命治療の有無、介護施設の希望)

📌 葬儀やお墓の希望(葬儀の形式、戒名の有無)

📌 大切な人へのメッセージ(家族・友人への感謝の言葉)


💡 文章だけでは伝えきれない想いは、終活ムービーとして映像に残すのもおすすめです。


3. エンディングノートを書くコツ

完璧を求めず、思いついたことから書く

一度書いたら終わりではなく、定期的に見直す

家族にノートの存在を伝えておく


エンディングノートを書くことで、自分の人生を整理し、前向きな気持ちになることもできます。まずは**「ありがとう」の一言から**書いてみませんか?


 

② 財産の整理と遺言書の作成:相続トラブルを防ぐために

相続に関するトラブルは、財産が多い・少ないにかかわらず、誰にでも起こり得る問題です。終活の一環として、財産の整理と遺言書の作成を進めておくことで、家族が困ることなく円滑に手続きを進められます。


1. なぜ財産整理が必要なのか?


相続トラブルを防ぐため

家族がスムーズに手続きを進められるようにするため

自分の意思を明確にしておくため


財産が未整理のままだと、遺族が調査に時間を取られたり、相続をめぐって争いが生じることもあります。


2. 財産整理のポイント


📌 預貯金・証券・不動産のリストを作成する

📌 ローンや借金がある場合は明記する

📌 保険の加入状況を確認する


💡 遺言書を作成しておくと、より明確な指示が残せます。

特に「公正証書遺言」を作成すると、トラブルを防ぎやすくなります。


📌 終活ムービーで「財産の意図」を伝えるのも一つの方法です。

例えば、「この家は〇〇に住んでほしい」「この貯金は孫の教育資金にしてほしい」といった想いを映像に残すことで、より納得のいく相続が可能になります。


 

③ 身の回りの整理(生前整理):家族の負担を減らすために

生前整理とは、亡くなった後に家族が困らないように、事前に持ち物を整理しておくことです。


1. 生前整理をするメリット


家族の負担を大幅に軽減できる

本当に必要なものだけを残せる

気持ちの整理がつき、心がスッキリする


「どこに何があるのかわからない…」と家族が困ることを防ぐためにも、元気なうちに整理を始めるのが理想的です。


2. 生前整理の進め方


📌 まずは不要なものから処分する(衣類・書類・家電など)

📌 思い出の品はデジタル化して保存する(写真・手紙など)

📌 貴重品や重要書類は一か所にまとめる


💡 写真や思い出を「終活ムービー」としてまとめるのもおすすめ!

例えば、家族との思い出の写真をスライドショーにして、コメントを付けて残すと、家族にとっても大切な映像になります。



写真を整理する女性


④ 葬儀やお墓の準備:自分らしい「お別れ」のために

どのような形で送られたいのかを考えておくことで、家族が迷わずに済みます。


1. 葬儀やお墓の準備をする理由


家族の負担を軽減するため

自分の意思を反映させるため

費用の準備をしておくため


突然のことが起こると、家族は葬儀の形式や費用について考える時間がありません。

事前に希望を伝えておくことで、スムーズに準備できます。

また、葬儀社へ事前相談しておくことで、費用面での負担も軽減できますので、予め葬儀社にプラン内容などの話を聞くのもおススメです。


2. どんな葬儀を希望するか?


📌 家族葬・一般葬・直葬のどれにするか?

📌 宗教儀式の有無をどうするか?

📌 お墓を用意するのか、それとも樹木葬や海洋散骨にするのか?


💡 最近は「お別れ会」を開く方も増えています。葬儀とは別に、故人を偲ぶ会を行うことで、友人や知人がゆっくりと思い出を語る場を作ることができます。

また、終活ムービーを作成し、葬儀やお別れ会で流すことで、故人の声や笑顔を映像として残すことができます。


 

まとめ:終活は前向きな人生の整理

終活は決して「死の準備」ではなく、「自分の人生を振り返り、大切な人へ想いを伝えること」です。今回ご紹介した4つのポイントを参考に、少しずつ準備を進めてみませんか?


💡 まずはエンディングノートや生前整理から始めてみましょう!

 
 
 

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