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終活ムービーの作り方と伝えたいメッセージの整理方法

執筆者の写真: Aznar VRAznar VR

更新日:3月5日

前回の記事では、終活の基本とともに終活ムービーの魅力について紹介しました。

今回は、具体的にどのように終活ムービーを作るのか、そしてどんなメッセージを残せばよいのかを詳しく解説します。


 

1. 終活ムービーとは?改めておさらい


終活ムービーとは、自分が亡くなった後に家族や大切な人たちに向けて流す動画です。「ありがとう」という感謝の言葉や、これまでの人生の歩み、伝えたかった思いなどを映像に残すことで、遺された人の心の支えになります。


終活ムービーを作るメリット

家族や友人への最後のメッセージを残せる

自分の気持ちを整理できる

遺族のグリーフケア(悲しみを癒す効果)につながる

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の一環になる


 

2. どんな内容を入れるべきか?


終活ムービーに入れる内容は自由ですが、特に以下のポイントを意識すると、より心に残る動画になります。


① 感謝のメッセージ

大切な人に「ありがとう」と伝えるのが、終活ムービーの最大の目的です。

  • 家族へ:「育ててくれてありがとう」「支えてくれてありがとう」

  • 友人へ:「出会えてよかった」「楽しい思い出をありがとう」

  • 仕事関係者へ:「お世話になりました」「一緒に働けて幸せでした」


② これまでの人生の振り返り

  • 幼少期や青春時代の思い出

  • 家族ができたときのエピソード

  • 仕事や趣味での達成感や経験


写真や動画を使って、人生の流れが分かるようにすると、より感動的なムービーになります。


③ これからの家族へのメッセージ

  • 「これからもみんな仲良くいてほしい」

  • 「笑顔を大切に、幸せに過ごしてほしい」

  • 「私のことをときどき思い出してくれたら嬉しい」


未来に向けた言葉を残すことで、遺された人が前向きな気持ちになれます。


 

3. 終活ムービーの作り方


① 伝えたいことを整理する

いきなり撮影するのではなく、まずは伝えたいことをエンディングノートやメモにまとめるとスムーズに進められます。

質問に答える形で考えると整理しやすいです!


✅ 誰に向けてメッセージを残したいですか?

✅ どんな思い出を伝えたいですか?

✅ どんな言葉を残したいですか?


💡 当社では、映像に残す内容のひな形をご用意しており、よりスムーズに考えていただけるようサポートしております。どんなメッセージを伝えればよいか迷った際は、お気軽にご相談ください。


② 撮影の方法を決める

終活ムービーの撮影には、大きく分けて**「自分で撮影する」方法と、「プロに依頼する」**方法があります。


【自分で撮影する場合】

  • スマホやビデオカメラを使う

  • 静かな場所で撮影する(余計な音が入らないように)

  • 自然な表情でリラックスして話す


💡 ポイント長すぎると伝わりづらくなるため、5~10分程度にまとめるとよいでしょう。


【プロに依頼する場合】

映像制作のプロに依頼すると、よりクオリティの高い終活ムービーを作ることができます。

  • ライティングや背景にこだわった撮影が可能

  • 編集をして、写真や音楽を組み込める

  • 話しやすいようにサポートしてくれる


プロに依頼することで、より感動的な映像を作ることができるので、「しっかりしたムービーを残したい」という方にはおすすめです。


③ 編集してより伝わる映像にする

撮影した映像を編集することで、より分かりやすく、感動的なムービーになります。


💡 編集のポイント

写真や昔の映像を挿入する(人生の振り返りが伝わりやすい)

音楽をつける(しんみりしすぎない、温かみのある曲がおすすめ)

字幕をつける(聞き取りにくい部分を補うため)


 

4. いつ撮影するべき?


終活ムービーは、できるだけ元気なうちに撮影しておくのがおすすめです。「まだ早いかな?」と思っていても、体調が良く、気持ちが落ち着いているときに撮ることで、より自然な表情やメッセージを残すことができます。

特に、60代~70代のうちに準備する人が多いですが、終活ムービーはどの年代でも作成可能です。「節目のタイミングで撮影し、アップデートする」という方法もあります。


 

5. 終活ムービーを作ることで、前向きな人生を


終活ムービーは、単なる「遺言動画」ではなく、自分の人生を振り返り、気持ちを整理し、大切な人に想いを伝えるためのものです。

「ありがとう」と言葉にするだけでなく、映像として残すことで、より深く伝わることもあります。家族にとっても、あなたの笑顔や声が残ることで、心の支えになり、前向きな気持ちで人生を歩んでいけるでしょう。


💡 まずはエンディングノートに伝えたいことを書き出すことから始めてみませんか?


エンディングノート

次回の記事予告

次回は、実際に終活ムービーを作った人の事例やエピソードを紹介します!「どんな内容が感動を呼んだのか?」「家族の反応は?」など、リアルな体験談をお届けします。

 
 
 

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