はじめまして。この度、「エンドレスメモリー」というサービスを立ち上げました。
人生の最期に、大切な家族や友人へ「ありがとう」を伝えたい。
そんな想いを映像に残すことで、故人と遺された人々の心をつなぐことができるのではないか——。
この事業を始めるきっかけとなったのは、ある緩和ケア医の方との出会いでした。
彼の最期のメッセージが、多くの人の心を動かし、「お別れの映像」には大きな意味があると実感したのです。
この記事では、「エンドレスメモリー」を始めた経緯や想い、映像を残すことの価値についてお話ししたいと思います。
◆事業を始めたきっかけ◆
今から数年前、私はある一人の医師と出会いました。
彼の名は 関本剛先生 。
緩和ケア医として多くの患者を支えてきた先生は、自身ががんと診断され、余命2年と宣告されました。
そのとき彼が考えたのは、「自分の葬儀で、お別れのメッセージを届けること」でした。
先生は著書 『がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方』 の中で、ご自身の最期の夢について語っていました。
それを実現するため、私は先生とともに 「お別れの挨拶」という映像を制作 したのです。
そして、先生が亡くなられた後、ご遺族の意向で 神戸新聞のYouTubeチャンネルでこの映像を公開しました。 https://www.youtube.com/watch?v=eBkwtoJwsCw
すると大きな反響を呼び、フジテレビ「めざまし8」や複数のニュース番組など、さまざまなメディアに取り上げられることになりました。
その結果、2025年2月時点で 再生回数は約484万回 を超えています。
◆終活映像を残すことの意味◆
私はこれまでに、 多くの葬儀用映像(終活映像)を制作 させていただきました。
その中で、ご遺族の方々からいただいた感想には、共通するものがありました。
「動画が宝物になりました」
「心が軽くなった気がします」
「何度も見返しながら、故人をそばに感じています」
この言葉の数々から、 「お別れの映像」は故人のためだけでなく、遺された家族にとっても大きな意味を持つ ことを実感しました。葬儀が終わった後も、映像を通じて 故人と会話するような時間を持てる 。それが、グリーフケア(遺族の心の癒し)につながるのです。
さらに、動画を制作されたご本人からも、こんな声をいただいています。
「自分の言葉で、しっかりとお別れを伝えられる」
「肩の荷が下りたような気持ちになった」
「人生を振り返ることで、やりたかったことが明確になり、生きる意欲が湧いた」
映像を作ることで、人生を整理し、前向きに生きるきっかけにもなるのです。
◆『エンドレスメモリー』の想い◆
私は、このような映像を 社会に貢献できる事業として本格的に取り組むこと を決意しました。
「エンドレスメモリー」は、単に映像を作るだけのサービスではありません。
“人生の物語”を形にし、最期のメッセージを未来へつなぐためのもの です。
「自分の想いを、しっかりと伝えたい」「大切な人に感謝を残したい」そう願う方々のお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。
映像という形で、 あなたの言葉を、想いを、未来に残しませんか?
「エンドレスメモリー」を通じて、人生の最期のメッセージを映像として残し、大切な人に届けるお手伝いをしたい。
それは、遺される人の心を支え、故人とのつながりを感じられる“宝物”になると信じています。
私たちは、単に映像を作るのではなく、一人ひとりの想いに寄り添い、人生の物語を形にするお手伝いをしたいと考えています。
このブログでは、これからも「お別れの映像」に込める想い、制作の裏側、実際にご依頼いただいた方々の声などをお届けしていきます。
もし少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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